浪人をすると決めたときにするべきこと

query_builder 2021/03/10
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大学受験もおよそ終わり、結果が出そろっていることでしょう。結果で納得がいかなければ浪人も選択肢の一つです。

ここで、浪人をすることを決めた人に考えて欲しいことが1つあります。

失敗の原因を知る

なぜ、失敗したのか?

そもそも失敗した原因は何なのか。意外にも、このことをあまり考えていない浪人生は多い気がします。でも、これを蔑ろにしたらほぼ確実にまた失敗です。

受験の失敗を経験しているというのが、現役生と比べると浪人生の唯一の利点なのです。これを生かさなければ、優位に立てません。

一番ダメなのは、浪人をすると決めた後にあまり何も考えずに「受験勉強がプラス1年間できるので大丈夫だろう」と思うことです。浪人して第1志望に無事合格できる人が23割しかいないという事実から、時間がそれほど有利に働かないことを理解してください。

「時間不足」は原因ではない


この1年を振り返って「なぜ失敗したのか」を考えたとき、「時間が足りなかった」という結論に至るのは、たいていの生徒にとっては誤りです。

「時間が足りなかった」というのは「めいっぱい努力したけど、時間不足で間に合わなかった」という意味ですが、はたしてそうだったのでしょうか。多くの生徒は「いや、そうではない」という答えになるはずです。

つまり、「受験に集中できなかった」「時間を有効に使えなかった」「無駄なことをしてしまった」といったことが原因であって、時間があれば解決する問題ではないはずなのです。

なので、「失敗した原因は時間不足で、浪人したらプラス1年間なので大丈夫だ」と思って考えることを止めてしまったら、来年も確実に失敗することになります。

大学受験は「時間」で解決しない


ぶっちゃけた話をすると、大学受験は勉強するための時間を確保できさえすれば成功できるといったものではありません。

  • 時間がたくさんある ⇒ 大学受験で合格できる

という因果関係はないので、時間をたくさん確保しても受験合格には結び付きません。「浪人=プラス1年間」で安心してしまってはいけません!

まとめ

失敗を生かすも殺すも自分自身

まずはきちんと、「なぜ失敗したのか」を考えて、次には絶対失敗しないように戦略を練ることが必要です。浪人して成功できるかどうかのカギは、ここにあると言っても過言ではありません!

そもそも、失敗したことを繰り返しても再度失敗するだけです。何かしら改善をしようと試みることが成功には必要不可欠です。

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