【英語】英語の勉強の仕方って(勉強法)
私も中高生のときには英語が苦手でした(偏差値35とかでした)。努力してもなかなか成績を上げることができず、苦労したことを覚えています。
原因は、「英語は丸暗記教科だ」と思って勉強していたからです。今回は、英語ができるようになるために必要な技能についてお話します。
必要な技能は
単純に言えば、英語ができるようになるためには次の4つの技能が必要になります。
- 単語を覚えている
- 基本の英文を作れる(文型)
- 英文を変形できる(文法)
- 英文をつなぎ合わせて1つの文にできる
これは和文英訳(いわゆる英作文)のときの視点で書きましたが、英文和訳(いわゆる和訳)も同じです。
例えば、次の英作文を考えてみましょう。
英語の辞書を選ぶときは、本屋さんに行って、学生向けの辞書を何冊か見てみましょう。(桐朋高) |
1.単語を覚える
まずは、英単語をある程度覚えないと英語の勉強自体ができません。まずは英語から日本語、つまり英単語が読めて意味がわかること。
- dictionary ⇒ ディクショナリー 意味:辞書
- choose ⇒ チューズ 意味:選ぶ
- bookstore ⇒ ブックストア 意味:本屋
意味が分かるようになれば、次は日本語から英語です。
- 辞書 ⇒ ディクショナリー スペル:dictionary
- 選ぶ ⇒ チューズ スペル:choose
- 本屋 ⇒ ブックストア スペル:bookstore
2.基本の英文を作る
単語をある程度覚えられたら、次は、文型を理解した上で基本的な英文を作れることです。まずは、現在形の肯定文でベースとなる英文を作ります。
ここでは3つの文を作らなければなりません。作ってみると次のような感じです。
- 英語の辞書を選ぶ。(主語は文脈から補います)
You choose an English dictionary. - 本屋に行く。
You go to a bookstore. - 学生向けの辞書を何冊か見る。
You check some dictionaries for students.
3文型、1文型、3文型の3つの文が完成しました。
3.英文を変形する
続いて、文法を用いて作った基本の文を変形していきます。
今回の例文はそれほど変形は必要ないでしょうか。「~してみましょう」という提案の意味が必要なので、ここではshouldを用いてみます。(命令文でも良いですね)
shouldは助動詞のなので、その文法事項に従って変形します。
- 本屋さんに行ってみましょう
You should go to a bookstore. - 学生向けの辞書を何冊か見てみましょう。
You should check some dictionaries for students.
4.英文同士をつなぎ合わせる
最後に、できた英文をつなぎ合わせて1つの英文にします。ここでも文法の知識が必要になります。今回は3つを接続詞を用いてつなぎ合わせます。
つないでいる途中は次のような感じで考えます。
- 英語の辞書を選ぶとき
when you choose an English dictionary - 本屋さんに行って、学生向けの辞書を何冊か見てみましょう
you should go to a bookstore and check some dictionaries for students
you shouldは2回書く必要はないので、andでつないで後半は無くしてしまいます。
で、すべてをつないで完成させます。
- When you choose an English dictionary, you should go to a bookstore and check some dictionaries for students.
まとめ
英文解釈の場合は、今行った作業の逆になりますが、必要な知識は同じです。いずれにせよ、
- 単語を覚えている
- 基本の英文を作れる(文型)
- 英文を変形できる(文法)
- 英文をつなぎ合わせて1つの文にできる
という4つの技能が必要とされるわけです。このイメージを大切にすれば、英語はそれほど難しくありません。ぜひ、勉強に取り入れてみてください!
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